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建築学生の就職活動を徹底解説してみる

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建築学生の就活がすこし特殊なのは知っていますか?

就活をスタートさせるべきタイミングが早かったり、企業へのアプローチの仕方などに工夫が必要なんです。

そこでこの記事では、『建築学生の就活のすべて』を詰め込みました。

 

  • 就活中の方
  • 就活を始めていない方
  • 「まだ就活を始めなくてもいい」と思っている建築学生

の参考になれば幸いです。

 

 

ちなみに僕は

  • 地方公務員(上級)の建築→最終面接まで進むが「すぐにやめて一人で会社作りそう」ということで落ちる
  • ベンチャー企業→最終面接まで進むが「組織に属するのには向いていない」ということで落ちる
  • 一般企業→「社風に合わないタイプだからこそ逆に欲しい」ということで内定
  • 今はフリーランス

こんな感じでひと目で分かる自己分析が足りてなかった奴ですが、いろいろと経験しています。

 

 

 

大学院1年生・大学3年生・高専4年生・専攻科1年生

普通は就職する前の年の4月くらいから就活が本格化しますが、建築学生は少し特殊です。

建築学生は就職する前の前の年の4月から動き始めないと詰みます。やらなければいけないことが山積みなんです。

そのやらなければいけないことを紹介します。

 

自己分析

就活でいちばん大事なのが自己分析です。

 

自己分析はエントリーシートや面接で長所をアピールするためだけにやるものではありません。

一番の目的は「そもそも自分が本当にしたいことはなにか」を知ることです。

 

それを知ることによって、例えば

  • 建築とは全く関係ない業界で働く
  • そもそも就職しない

といった選択肢も視野に入るようになります。

『建築業界で働く』ということは『楽しく生きるための手段』のひとつに過ぎないので『建築業界で働く』ということだけに固執するのはとてももったいないんです。

この自己分析を後回しにしてしまうと、「本当にやりたいこと」がわかったときにはもう遅い…といった事態になるので

早すぎるくらい早めにやるのをオススメします。僕ができてなかったので…

 

 

 

気づいてからでは遅いかも!二級建築士試験の受験(4月~)

就活のためだけに二級建築士の資格とるのはコスパが悪いですが、就職にはプラスになります。

また、早く二級建築士を取得するメリットもいくつかあるので詳しくは「二級建築士を今すぐ取るべき人と、別に要らない人まとめ」を御覧ください。

 

二級建築士試験の独学の方法については「独学で二級建築士試験の学科も製図も合格する勉強法&おすすめ参考書」から!

 

 

 

インターンシップ

インターンシップへは積極的に参加したいです。

 

インターンに参加するとこんなメリットがあります。

  1. 採用枠に「インターン枠」があれば就活を有利に進められる
  2. 企業に顔と名前を覚えてもらう
  3. 企業と自分とのミスマッチを防げる

 

インターン枠って?

不動産デベロッパー系などは、就活における選考の際に『インターン枠』があることも。

インターン枠を利用すると

  • 書類選考などが免除される別ルートの選考を受けれる
  • 倍率の低い選考を受けれる
  • 早期内定
  • 内定をもらいやすくなる

といったこともあるようです。

 

このインターン枠には

  1. おもて立ってインターン枠を設けてあるところ
  2. 「あれ?インターン枠とか無いはずだけど…なんか内定者にインターン生多くない?」という裏インターン枠

があります。

 

TOEICを受ける・勉強する

  • 高い技術を求める海外からの需要の増加
  • 国内の需要の低下

こういった背景から

 

建築・建設業界はアジアを中心に海外への進出が盛んになっています。

志望している企業が現段階で海外での実績がなくとも、企業の今後の展開としては海外進出も視野に入っているはずです。

 

そこで就活生に求められるのが『語学力』です。

そして、その語学力を測るものとして用いられているのがTOEICのスコアでしょう。

エントリーシートにもスコアの記入が求められます。

 

TOEICでハイスコアをとっておくと

  • 就活を有利に進められる
  • 途中で大学院進学に舵を切っても大丈夫になる(大学院の選考にもTOEICのスコアが求められる)
  • 就職後の選択肢を増やす
  • 純粋に英語力があがるので、海外旅行に行ったり、海外のニュースをいち早くキャッチできたりして便利

こういった恩恵を受けれるので今のうちから勉強をしておきましょう。

 

 

 

コンペに参加して実績を重ねておく

設計系の建築業界ではコンペの受賞歴を重視する場合が多いです。

また、学校で挑戦できる課題の数は意外にも少ないので、後述するポートフォリオの充実のためにも作品をうみだすのが大事。

 

 

ポートフォリオをまとめる(12月)

はい、これ、僕が地獄を見たやつですね。

大学4年の3月にポートフォリオをまとめたんですが…

  1. これまでの作品をこまめにまとめ直してなかった
  2. エントリーシートなどを書くのと並行してやる必要があった

といったことで大変すぎて死にかけました。

 

12月に作り始めておくと、質の高いものに仕上がるかと思います。

 

詳しい作り方は「夢を見ない現実的な建築ポートフォリオの作り方[就活・転職向け]」をチェックしてみてください。

 

大学院2年生・大学4年生・高専5年生・専攻科2年生

エントリーシート

 

就活ナビサイトが万能

基本的には就活ナビサイトに登録しておいて、その中のコラム通りにやっていれば問題ないです。

 

いい加減、手書きの履歴書はやめる

ただし、大手就活ナビサイトでは「手書きが有利」とありますが、手書きが有利になるような企業はこちらから願い下げです。

手書きで書いても

  • 時間の無駄
  • 相手も読みにくい

と無駄しかありません。

特に、建築学生であるあなたには、「履歴書を何枚も書いて、字を間違えたらやりなおし…」なんてことをしている時間はないはずです。

 

よく「字でその人を判断するから手書きが大事だ」と言われますが、字と能力は比例しません。

そんなことを言う企業は「新入社員の能力を判断する能力のなさ」をアピールしているも同然です。

 

このような企業に未来はありません。

そんな企業に入ってしまわないためにもPCで履歴書を作成し、それが原因で落ちたら「ラッキー」だと思うようにしましょう。

 

 

ベンチャー企業や設計事務所では『あなたを自由に表現してください』欄も

 

建築・建設業界にあまり多くはありませんが、『この欄を自由に使ってあなた自身を表現してください』という欄のある独自のフォーマットのエントリーシートを求められることがあります。

僕も、ベンチャー系の企業を受けた際に経験しました。

 

こういうときに、

  • 普通のエントリーシートと同じような書式で書く
  • 普通のエントリーシートと同じような内容を書く

この2つを同時に満たしてしまわないように注意。

それだけで、落ちるということはありませんが、ほかの人がそれぞれのブキをつかって自分を表現しているのにもったいないし、不利です。

 

逆に、「2つを満たさない」ということさえ注意すれば普通の書式で書いても大丈夫です。

「書き方は装飾のない文だけのもの…だけど、書いている内容にその人らしい表現がある」といった評価を得ることもできます。

 

SPI対策

他の業界ではエントリーシート提出時に受験が求められて、SPIの結果が足切りの材料にされることが多いですが

建築・建設業界ではその傾向は低いです。

 

書類選考と一次面接が済んでから適性試験が行われることが多いですね。

あくまで、就活生について「深く知るため」にこの検査が用いられています。

 

そのため他の業界に比べると、就活時におけるSPI対策の重みは低いです。

ただし、判断材料のひとつになることは変わりないので対策は怠らないように!

 

対策できないように見えて対策できてしまうのがSPIです。

出題パターンはだいたい同じなのでテキストを使って勉強するといいです。

 

面接対策

「建築・建設業界の面接対策・特有の質問集」をご覧ください

 

専門知識に関する筆記試験(公務員など)

公務員試験などでは建築の専門知識が問われる試験が選考のひとつになっています。

僕は公務員試験を受けたのですが、二級建築士の勉強をやってたので専門試験も難なく解けました。

 

もし、まだ勉強してなかったらスタンダード二級建築士はかなりおすすめです。

 

おまけ:公務員の教養試験の対策方法は?

教養試験は試験の前日にぱらぱらとこの本を読んでクリアしました。

問題文を読まずに、「公務員試験の出題のされ方のクセ」に基づいて、回答するだけでいいまさに「裏ワザ本」です。

 

そうです。僕の公務員試験はノー勉強です。

しかし、僕はそもそも受かればラッキーくらいの気持ちでやったら受かっただけなので、本気の方はもっとしっかりとした対策を!

 

 

作文・小論文対策

建築・建設業界に関する出題もあります。

ニュースアプリや雑誌などを意識的にチェックしましょう。

 

簡単にできるものとしておすすめなのは建築家のTwitterをフォローすること

「建築に関係するニュース」と「それに対して建築家がどう考えたか」が分かり、自分の意見を述べる際の参考になります。

建築家のツイッターアカウントは「建築家のTwitterアカウント一覧」を参照。

 

 

 

即日設計・実技試験

設計事務所やゼネコン、ハウスメーカーでは即日設計や実技試験が課せられることもあります。

 

それぞれの企業によって

 

  • 次の選考で、即日設計で設計した建築についてのプレゼンがあるかどうか
  • 図面だけでなく模型・スケッチ・パースが求められるかどうか
  • 手描きかどうか
  • T定規や平行定規が使えるかどうか
  • 試験時間が丸一日か一時間程度

などの違いがあります。

 

こういった違いはありますがすべての試験に共通して求められるのは

「決断力」です。

どんなに素晴らしい設計ができてもそれが完成しなかったり、伝わらなければ意味がありません。

うだうだと悩まずに、えいやっと決めてしまう勇気を持ちましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

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