インテリア・家具 書斎

【実例あり】書斎の間取りとレイアウトを建築デザイナーが解説する

更新日:

こんな方におすすめ

  • どこに書斎をつくろうか迷っている
  • 書斎のレイアウトが知りたい

 

こんちには、フリーランスで建築デザイナーをしているカエルです。

今回は書斎の間取りとレイアウトについて解説していきます!

 

書斎の作り方をまとめた完全マニュアルはこちらから

 

 

 

書斎を作るときの家の間取りについて

 

まず簡単に家全体の話をします。

どこに書斎を設ければいいかの参考に。

 

①西側は避ける

暑くなります。あと、窓がとりにくいので閉鎖的になりがちです。

「せっかく書斎を作ったけど、結局使わない」というよくあるパターンに陥ります。

エアコンをつければ解決するんですが、『作業をするためにまず、エアコンをつけなければならない』というのが意外と面倒だったりします。

書斎におすすめの空調などはこちらをご確認ください。

 

その他の方角については以下のとおりです。

 

 

書斎を南側にする間取り

いい位置ですがデスクの位置が窓に近いと、眩しかったり、PCの画面が外の光を反射してしまいます。

 

 

書斎を北側・東側にする間取り

何かと敬遠されがちな北側ですが、書斎を置く場合には直射日光が入ってこないので、窓を広く取りやすく意外にもおすすめです。

同様の理由で東側でもいいでしょう。

 

ただし、上部が吹き抜け・階段になっている北側付近は、冷たい空気が降りてくる『コールドドラフト』が起こりやすいので注意。

 

 

②寝室に書斎をつくらない

Pexels / Pixabay

何かしらの作業や仕事をするのであれば寝室に書斎スペースをつくるのはおすすめしません。

  • 仕事がはかどりにくい
  • 睡眠の妨げになる

というのが理由です。

 

いい睡眠をとるためには「ベッドは寝るときだけに使うのがいい」と言われています。

ベッドが近くにあるとつい横になって、資料を見たり、スマホを触ったりしてしまいがちですが、睡眠の観点から見るとあまり良くない習慣ですし、仕事も捗りませんよね。

 

また、夫婦の場合、

  • キーボードをたたく音
  • 本を見るための明かり

これらによって睡眠の邪魔をしてしまいますし、作業も気を遣いながらやる必要があるので夜に作業ができなくなります。

そのため、寝室には書斎は向いていないんです。

 

 

③「目的」と「性格」に合わせて個室にするかオープンにするか考える

 

個室の書斎って作業に集中できたり、家の中の「隠れ家」になるので憧れますよね?

ただ、いざ個室にしてみると、

  • 家族の気配を感じれずに寂しい
  • 寒かったり、ジメジメしてる

といったこともあります。

 

もちろん逆もあります。

リビングの一角を書斎スペースにした人が

  • 子供やペットに邪魔される
  • テレビに気を取られる
  • 恋人が不機嫌

といった理由でなかなか集中できないということも。

 

 

  • そこで何をするのか
  • 寂しくないか、集中できるか
  • 一人だけで使うのか、家族と使うのか

によって個室かオープン型かは変わってくるので今一度よく考えてみましょう。

 

 

 

書斎のレイアウトを実例と一緒に解説

次に部屋の中のレイアウトについて解説します。

広いスペースの中の一角を使うのを想定して、それぞれのレイアウトにどういったメリット・デメリットがあるのかを解説していきます。

 

レイアウトの方は大きく分けて3つです。

  1. 壁型
  2. 対面型
  3. ハイブリット型

それでは順番に説明していきましょう。

 

 

①壁型

 

壁と向かい合うような机の配置です。

 

いい点

  • 目の前が壁なので自分の世界に集中できる
  • 作業に移りやすいシンプルな動線
  • 省スペース
  • 壁際の棚に手が届きやすい

 

悪い点

  • 視界が閉鎖的
  • 足が伸ばせないこともある
  • 奥行きに制限がでるので物が置きにくかったりする
  • 画面を他の人から見られてしまう
  • 窓際だとパソコンが、熱・結露の影響を受けやすい

 

 

コーナーに向かう場合

 

 

いい点

  • より作業に没入できる
  • 机の前部分にスペースの余裕ができるので足が伸ばせて、物も置きやすくなる

 

悪い点

  • より閉鎖的に
  • 机の角を壁に突き合わせてしまうと壁が傷つく恐れ
  • 意外とスペースをとる

 

L字のデスクを使うのもアリ。

 

 

 

 

 

②対面型

壁や窓を背にする配置です。

 

いい点

  • 視界が開放的
  • 二方向を囲まれているので篭り(こもり)感もある
  • 壁際の棚に手が届きやすい
  • リビングなどでは子供を見守りながら作業できる

 

悪い点

  • 扉の位置によっては机を回り込むようにして移動する動線になる
  • 家族と目があって集中力が逃げることも

 

机で空間を分節することも

リビングのような大空間に作業スペースや事務所スペースが欲しい時は

壁で『分離』するのではなく、家具などで空間をゆるく分ける『分節』をしてみるといいです。

その際に、対面型を用いると机でスペースを分けることができます。

 

寝室に書斎を設けるときにもおすすめで「ここから先が寝るところ。ここから先が仕事するところ」という意識付けができます。

 

 

 

コーナーを背にする場合

 

いい点

  • より囲まれ感がでる

悪い点

  • イスまでの動線が狭くなりやすい
  • スペースをとる

 

L字の机を使うともっと囲まれた感じがする。

男のロマンだが、スペースをとりすぎる。

 

 

 

③壁型と対面型のハイブリット

 

L字のデスクを使ってこのように配置すると壁型にもなるし対面型にもなります。

 

L字デスクのおすすめはこちら

安いのに安っぽくないです。

 

 

336

336

-インテリア・家具, 書斎
-,

Copyright© 建築→映像フリーランス , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.